ごみ処理排水管清掃浄化槽(じょうかそう)

浄化槽(じょうかそう)Q&A

基礎知識
1 し尿(おしっこやうんち)はどのように処理されているのでしょうか?
2 浄化槽(じょうかそう)とは、どのようなものでしょうか?
3 し尿は1人1日あたりどのくらい排せつされるのでしょうか?
また、1人1日あたりの水洗便所で使用する水の量や雑排水の量はどれだけでしょうか?
4 愛知県内に浄化槽(じょうかそう)は、どのくらい設置されているでしょうか?

微生物
5 し尿や雑排水は、どうしてきれいになるのでしょうか?
6 浄化槽(じょうかそう)の中で微生物はどんな働きをしているのでしょうか?

種類と構造
7 浄化槽(じょうかそう)には、どのような種類があるのでしょうか?
8 単独処理浄化槽(じょうかそう)及び合併処理浄化槽(じょうかそう)とはどのようなものでしょうか?
9 浄化槽(じょうかそう)の構造は、どのようになっているのでしょうか?

合併処理浄化槽
10 合併処理浄化槽(じょうかそう)は、単独処理浄化槽(じょうかそう)と比べてどのような点ですぐれているのでしょうか?
11 合併処理浄化槽(じょうかそう)を設置する場合の助成制度はあるのでしょうか?

正しい使い方
12 浄化槽(じょうかそう)の水洗便所を使用するときは、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?
13 便器を掃除するときは、どのようにすればよいのでしょうか?
14 浄化槽(じょうかそう)を管理するうえでどのようなことに注意すればよいのでしょうか?

保守点検と掃除
15 保守点検や清掃とはどのようなことをするのでしょうか?
16 保守点検や清掃を委託するには、誰にたのめばよろしいのでしょうか?
17 保守点検、清掃を行う周期は、どのくらいでしょうか?

法定検査
18 法定検査とはなんでしょうか?
19 法定検査の申し込みはどこへするのでしょうか?


浄化槽(じょうかそう)の基礎知識
1 し尿はどのように処理されているのでしょうか?
1 日常生活に伴って家庭等から排出されるし尿処理方法は 1.浄化槽による処理 2.下水道による処理 3.し尿処理施設による処理 4.海洋投入処分(H19年までには全面廃止) 5.自家処理があります。
 平成15年度における愛知県のし尿処理の現状を処理人口割合でみますと、浄化槽による処理が14%、下水道 による処理が82%、し尿処理施設等による処理が4%となっています。
▲上へ
2.浄化槽(じょうかそう)とは、どのようなものでしょうか?
2 浄化槽(じょうかそう)とは、トイレと連結して「し尿」(大便・小便をいう。)又は「し尿併せて雑排水(台所・洗面 所・風呂などの排水)」を槽内の微生物によって処理し、きれいな水にして放流する施設をいいます。
▲上へ
3.し尿は1人1日あたりどのくらい排せつされるのでしょうか?
また、1人1日あたりの水洗便所で使用する水の量や雑排水の量はどれだけでしょうか?
3 健康な大人で1人1日あたり1.0〜1.4リットルのし尿を排せつします。 また、家庭排水の量は、1人1日平均約200リットルであり、そのうち水洗便所で使用する量 は、約50リットルです。
▲上へ
4.愛知県内に浄化槽(じょうかそう)は、どのくらい設置されているでしょうか?
4 平成16年3月末において24万2千基の浄化槽(じょうかそう)が設置されています。また、毎年5〜6千基が新たに設置されています。 なお、合併処理浄化槽は設置基数の約17%を占めています。
▲上へ

浄化槽(じょうかそう)の微生物
5.し尿や雑排水は、どうしてきれいになるのでしょうか?
5 浄化槽は、微生物の働きを利用して汚水を浄化します。この生物は、案外気難し屋で、これを活発に働かせるためには、微生物が働きやすい条件を整えなければなりません。よく浄化槽は生きものだといわれるのもこのためです。 なお、微生物は、空気がないと弱ってしまう好気性のものと、空気を好まない嫌気性のものに大別 されます。 浄化槽からきれいな水を出すためには、このような微生物が力一杯働けるように手助けしてやらなければなりません。
▲上へ
6.浄化槽(じょうかそう)の中で微生物はどんな働きをしているのでしょうか?
6  汚水がきれいになる秘密は、たくさんの種類のバクテリアや原生動物などの微生物にあります。 浄化槽の中では私たちの台所や便所から流した汚濁物質をそれぞれの微生物が食べ物とします。その結果 、排出された汚水は、汚濁物質が分解され浄化されます。 そのあと浄化された水だけが放流され、汚泥はそのまま浄化槽の中に残存します。残存した汚泥は、定期的な清掃によりとり除きます。
▲上へ

浄化槽(じょうかそう)の種類と構造
7.浄化槽(じょうかそう)には、どのような種類があるのでしょうか?
7  浄化槽(じょうかそう)を処理方式別に分けると次のようになります。
●全ばっ気方式 ●分離接触ばっ気方式
●平面 酸化床方式 ●接触ばっ気方式
●嫌気ろ床接触ばっ気方式 ●散水ろ床方式
●脱窒ろ床接触ばっ気方式
 
▲上へ
8.単独処理浄化槽(じょうかそう)および合併処理浄化槽(じょうかそう)とはどのようなものでしょうか?
8  単独処理浄化槽(じょうかそう)とは、水洗便所からのし尿だけを処理するもので、主として一般家庭用の50人槽以下の浄化槽(じょうかそう)がこれに該当します。 合併処理浄化槽とは、水洗便所からのし尿と雑排水を併せて処理するもので昭和56年6月1日以降51人槽以上の規模の浄化槽(じょうかそう)はすべて合併処理浄化槽(じょうかそう)にすることが義務づけられています。 なお、平成13年4月からは50人槽以下の小規模の浄化槽でも合併処理浄化槽が市販され、その普及が図られています。 設置基数からみると、県下の浄化槽(じょうかそう)は、全体の約10%が合併処理浄化槽(じょうかそう)で占められています。
▲上へ
9.浄化槽(じょうかそう)の構造は、どのようになっているのでしょうか?
9 例として嫌気ろ床接触ばっ気方式分離接触ばっ気方式分離ばっ気方式の構造を示します。
▲上へ

合併処理浄化槽
10.合併処理浄化槽(じょうかそう)は、単独処理浄化槽(じょうかそう)と比べてどのような点ですぐれているのでしょうか?
10  し尿だけを処理する単独処理浄化槽(じょうかそう)では、し尿以外の生活雑排水(台所、洗面 所、風呂などの排水)は処理されないで河川、湖沼等の公共用水域にたれ流しされています。しかも、この生活雑排水は、生活系排水汚濁負荷量全体の約70%を占めています。 したがって、公共用水域の水質汚濁を防止するためには、し尿と生活雑排水を併せて処理する合併処理浄化槽(じょうかそう)が望ましいのです。 また、すでに単独処理浄化槽(じょうかそう)が設置されている場合、単独処理浄化槽(じょうかそう)の処理水と生活雑排水を併せて処理する 変則合併処理浄化槽(じょうかそう)があります。
▲上へ
11.合併処理浄化槽(じょうかそう)を設置する場合の助成制度はあるのでしょうか?
11  合併処理浄化槽(じょうかそう)は、単独処理浄化槽(じょうかそう)と比べて設置費が割高となりますが、この設置費の一部を助成しようとする制度が昭和62年度から始まりました。 助成制度には厚生省による補助制度と建設省、環境庁による融資制度があります。補助と併せて融資も受けられることとなっており、これらの助成制度により合併処理浄化槽(じょうかそう)の普及が強力に図られようとしています。 なお、厚生省による補助制度には変則合併処理浄化槽(じょうかそう)の設置及び古い大型の合併処理浄化槽(じょうかそう)の改策も含まれます。
▲上へ

浄化槽の正しい使い方
12.浄化槽(じょうかそう)の水洗便所を使用するときは、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?
12  水洗便所には、水に溶けやすいトイレットペーパーなどを使用し、新聞紙、生理用品、ゴム製品、綿などの異物を流さないように注意してください。 新聞紙、生理用品、ゴム製品、綿などの異物を流すと、流入パイプがつまったり浄化槽(じょうかそう)内のばっ気装置等にからまり故障の原因となります。 また、トイレットペーパーも多量に使いすぎると、短期間で汚濁量が多くなり、浄化槽(じょうかそう)の清掃の時期をはやめる結果 となります。
▲上へ
13.便器を掃除するときは、どのようにすればよいのでしょうか?
13  便器は、水又はぬるま湯で洗ってください。 タイルの漂白剤、クレゾール、中性洗剤などを使用すると浄化槽(じょうかそう)内の微生物を死滅させるなど、浄化槽(じょうかそう)に悪影響を与える場合があります。
▲上へ
14.浄化槽(じょうかそう)を管理するうえでどのようなことに注意すればよいのでしょうか?
14 管理上注意することは、次のようになることがあります。
(1)排気管、送気口(格子蓋)は、微生物の働きを保つために必要なものですから絶対にふさがないでください。(2)浄化槽(じょうかそう)の上には荷物や車を置かないでください。
(3)モーターを使用している浄化槽(じょうかそう)は、電源を切らないで常時運転してください。
(4)ばっ気装置は、熱を持つことがありますので、カバーの上や、その周囲には、燃えやすい物を置かないでください。
(5)放流水は、環境衛生上支障のないよう消毒することになっていますので、消毒薬は常に補充してください。
(6)浄化槽(じょうかそう)の保守点検や清掃は専門業者に委託してください。
▲上へ

浄化槽の保守・点検と清掃
15.保守点検や清掃とはどのようなことをするのでしょうか?
15  保守点検とは、浄化槽(じょうかそう)の正常な機能を維持するために浄化槽(じょうかそう)の本体や付属部品の点検や調整を行ったり、汚泥の堆積状況により清掃時期の判断を行ったりすることです。保守点検や清掃には特殊な技能が必要ですので資格を持った専門の業者に委託してください。
▲上へ
16.保守点検や清掃を委託するには、誰にたのめばよろしいのでしょうか?
16  保守点検にあっては、県知事の登録を受けた浄化槽(じょうかそう)保守点検業者に、清掃にあっては、市町村長の許可を受けた浄化槽(じょうかそう)清掃業者に委託してください。 なお、浄化槽(じょうかそう)保守点検業者名は、保健所や市町村役場に、浄化槽(じょうかそう)清掃業者名は市町村役場におたずねください。
▲上へ
17.保守点検、清掃を行う周期は、どのくらいでしょうか?
17  保守点検は、次表のとおり行ってください。(参照)
清掃の回数は、1年に1回(全ばっ気方式はおおむね6か月に1回)以上ですが、個々の浄化槽(じょうかそう)によって清掃の周期が異なります。
▲上へ

法定検査
18.法定検査とはなんでしょうか?
18  浄化槽(じょうかそう)は、微生物の働きを利用するデリケートな施設です。したがって維持管理を適切に行わないと汚水の浄化機能が十分働かず、悪臭を発生したり河川等の公共用水域が汚濁することになります。 このため、浄化槽(じょうかそう)法では浄化槽(じょうかそう)管理者に対し指定検査機関の行う水質に関する検査を受けることを定めています。 これを法定検査と呼んでいますが、浄化槽(じょうかそう)の保守点検や清掃を「健康管理」とすると、この法定検査は「健康診断」に当たるものです。 法定検査には、新しく浄化槽(じょうかそう)を設置して使用開始した後6か月〜8か月の間に検査を受ける7条検査と毎年1回検査を受ける11条検査の2種類があります。
▲上へ
19.法定検査の申し込みはどこへするのでしょうか?
19  現在、4機関を知事が指定していますが、地域によりましては、当社で代行できます。当社までお問い合わせ下さい。
▲上へ

 

浄化槽のトップへ戻る
浄化槽(じょうかそう)の上手な使い方

わたしたちのおしごとに戻る
おしえて!環境のことに戻る


■リンク  ■ご意見ご感想  ■掲示板